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動けない時は動かない。
「動けない時」があるのです。対人恐怖、視線恐怖・・・・、人が怖いのです、視線が怖いのです、何かいろいろが怖いのです。無理をして動くと、ものすごい疲労感、何とも言えぬ「かったるさ」。そう言えば、ずい分無理をして動いてきました。
長い間続いたグループでの、クラス全員でのイジメ。「負けてはいけない」とかなり辛いところを頑張ってきました。「そんなに無理しちゃいけない」ともう一人の自分が言うのですが、そう言われるとなお頑張ってしまいました。
そして、この「恐怖」「疲労感」。「無理をすればまだ何とか」とも思います。犬の散歩をするのも、本屋さんに行くのも、大きなため息をつき、重い腰を「よっこらしょ」とあげ、それでも玄関の所から先一歩も出られない。ドアを開けても敷居がまたげない。
無理は止めましょう。心の空は土砂降りです。雨どころか槍が降っているのです。風は暴風です。瓦が舞い、トタンが舞っているのです。こんな時に外に出たら危険です。「外へ出る訓練も大事だ」「少しづつ慣らしていかなければ」といったノンキな状況ではないのです。
イジメでも我慢して行きつづけていた時もそうでした。あの時も今と同じ状況でした。土砂降りどころか放射能を浴び続けたのです。頑張る以上に、慣れる以上に、何か大事なものを壊し続けました。生きるエネルギーを消耗し続けました。
動けないのは「心の合図」です。心の深いところから「今は無理しないで」「もうこれ以上の無理はしないで」の声がかかっているのです。
動けない時は動かずにいましょう。無理をせずに、しばらく様子を見ましょう。大丈夫です。必ずこの土砂降りは上がります。雨も風も収まります。やがて空は晴れます。ちっとも心配いりません。
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のぞみ学園
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